STYLEアセスメントシート 人材定着3要素

STYLEアセスメントシート 人材定着3要素の見方

組織に人が定着し、一人ひとりがイキイキと働き続けるために欠かせない「我が事化」、「自己効力感」、「居場所」の3つを10段階に区分(横軸)し、それぞれの区分に該当するメンバーの人数(縦軸)をヒストグラムで表しています。(ヒストグラムによる情況把握・分析はメンバーが10人以上のチームにおいて有効です。メンバーの人数が10人未満の場合は、「個人結果一覧」シートを活用した分析をお勧めします。) 理想的なチームにおける分布を表す赤いラインと比較することで、チームの課題がどこにあるのか、誰に対してどのような対策をすべきかを見いだすことができます。

赤ライン:理想的なチームにおける人数分布

ヒストグラムが赤いラインに近似しているほど、理想的なチームといえます。赤いラインとヒストグラムが乖離している場合は、その原因を分析し、対処する必要があります。

❶平均値
チームのメンバー全員の平均値です。75以上が理想です。
❷標準偏差
チームのメンバーばらつきを表します。標準偏差が20を越えている項目は、メンバーの意識の乖離が大きく、スコアが高い人と低い人の双方に不満が生じる原因になります。
❸最大値/最小値
チームのメンバーのうち、最大と最小の値です。

我が事化度

仕事を我が事として捉えているかどうかを表しています。我が事化度が高い人は、「自分がチームを支えている」という意識を持ち、主体的かつ責任感ある行動を行う傾向があります。一般的に、管理職は比較的数値が高い傾向にあります。 一方で、チーム全体の平均値が低い中で我が事化度が突出して高い人がいる場合、長期的にモチベーションを維持することができず、他のメンバーに不満を抱く可能性があります。

自己効力感度

自分がチームに貢献できていることを実感しているかどうかを表しています。自己効力感が高ければ、仕事にやり甲斐を感じ、自分に自信を持つことができます。イキイキ働くために欠かせない要素です。 自己効力感は個人の努力だけで高めることが難しく、組織として個人の特性に合ったアサインや周囲の人々からのフィードバックの強化等に取り組む必要があります。

居場所度

チームが居心地が良い場になっているかどうかを表しています。スコアが高い人ほど、チームに対する満足度が高く、周囲のメンバーとの強い信頼関係を構築しているといえます。但し、居場所度が高いにも関わらず、我が事化度が低い場合は、プロ意識が低下している可能性があります。居場所度が全体的に低い場合は、組織風土を改善する施策が必要です。

ヒストグラムの形状から、効果的な対策を見極める

赤いラインは、理想的なチームにおける人数の分布を示しています。赤いラインに対してヒストグラムが全体的に左に偏り、赤いラインの上部にはみ出している場合(右図①)は、研修等によるチーム全体に対する対策が有効です。一方、ヒストグラムの山から左方向に離れた場所に小さな山がある場合(右図②)は、コーチングやカウンセリング等の個別の指導が有効です。 また、標準偏差が20を越える場合は、メンバーの意欲や主体性、能力の乖離があり、不平・不満が生じやすくチームが分裂しやすい状態といえます。業務上の情報伝達だけでなく、相互理解を深めて信頼関係を構築するような施策が必要です。

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